本文へスキップ

お問い合わせは

E-mail shima@island-matsuyama.com

活動報告HEADLINE

松山しまサミット 平成19年3月18日開催 於:中島総合文化センター


 少し風はありましたが、晴天のお天気に恵まれて平成19年3月18日開催されました。約千人の参加者を得ました。

 中島中学校生徒によるコーラス「この街で」でオープニングが飾られました。その後、松山離島振興協会会長 田中政利 による開会宣言、中村市長挨拶と続きました。


議事に入って、まず松山離島振興協会副会長 内藤久司 により 地元報告がありました。                  

続いて全体討議として、パネルディスカッションが行われました。パネラーとして、全国の島でいろいろな活動をしておられる方々の中から

山口めぐみ氏(佐賀県唐津市 加部島 甘夏かあちゃん代表)
原田茂氏   (岡山県笹岡市 白石島 島海社あいらん堂プロモーション・民宿経営)
江良正和氏 (周防大島ドットコム代表)

がお忙しい中参加してくださいました。
       

 山口めぐみ氏の島の特産品の甘夏をゼリーに加工して販売していらっしゃいます。何年もかかっての加工の工夫や、1年中甘夏を確保する努力、売り先の確保などのご苦労話を聞かせていただきました。「とにかく、女性であっても出て行かなければ!」というのが、信念のようでした。試食をしてくださいと、このゼリーをたくさんお持ちいただいておりましたので、参加者の
みなさんは試食させていただきました。甘夏の皮を容器にして、味は甘夏そのものプルプルとした食感は「あー、また食べたい!」と思わせるリピーターが多いということが納得できる味でした。
試食の様子

 原田茂氏は、修学旅行の誘致に力を入れておられるようです。旅行に来た子供たちに島ならでは遊び、カヌーやウィンドサーフィンなどを体験させているそうで「これは、ディスにーランドよりおもしろいかも?!」と必ず言ってくれるそうです。島の人達にこれらの活動を理解していただくために、何度でも何度でも同じ説明をどなたにでも、繰り返しされて、少しずつ理解者を増やす努力をされているようです。
 そして、江良正和氏は、周防大島ドットコムというポータルサイトの運営をされています。島中のお店の紹介や、レンタルカー情報など、島を観光するための情報と、日々の何でもない島の様子などを毎日更新されて、島から外に出ている人達が島の様子を
見られる情報など大変豊富なバリエーションを持ったサイトです。ネットはあまり資金も必要なくリスクの少ない情報発信方法なので、是非活用して欲しいとのことでした。

フロアー討議に移って、参加者を巻き込んで全体討議の時間、パネラーから参加者の
中島中学生に質問が飛ぶなど、活発に会話が交わされました。


 引き続いて、分科会に移りました。
第一分科会は「特産品」をテーマに山口めぐみ氏を交えて開かれました。

第二分科会は「観光」をテーマに原田茂氏を交えて。

第三分科会は「情報発信」をテーマに江良正和氏を交えて。

それぞれ、時間を過ぎても活発な意見交換がなされました。

実は、これと平行して会場の屋内外でもイベントが行われていました。

ホールの中では
ようこそ!しまサミットへとぼっちゃんとマドンナのお出迎えです。

まずは、エントランスゾーンから
離島振興協会に参加している島々の紹介パネルもあります。
 
このイベントの全体がわかる説明パネル

巨大化された しまの情報紙 「愛ランドまつやま」19年春号

文化ゾーンでは、いろいろなコンテストが行われており、みなさんのアンケートにより、賞が決まりました。
しまの写真コンテスト
しまの未来図コンテスト

そして、しまの歴史展〜しまのおもいで〜と題して、しまの古い写真も展示されました。

たくさんの方々が熱心に見入っておられました。

しまのええもん市ゾーンは、それぞれの島からたくさんの特産品が出展即売されました。






最後は1階駐車場内のうまいものゾーン
ひらめを目の前でさばいて、「ひらめどんぶり」にしたり、中島商工会女性部の皆さんによる、「島の特産品をトッピングしたみかんうどん」。うどんにみかんジュースを練りこんだ特注品です。

トッピングその1 イカナゴの天ぷら その2 磯のり その3 はるかの皮


午後、屋内のホールではイベントが続きます。中島からは「水軍太鼓」が、

北条からは「櫂練り」が

興居島からは「船踊り」がそれぞれ披露されました。

そして、皆さんお待ちかね「坂本冬美」さんのトークショーです。
ここ、中島との19年前からのご縁や、町の歌として、みんなに愛されている
冬美さんの歌う「白いかおりの島へ」に関するお話などで、盛り上がりました。
もちろん、この歌や新曲を披露してくださいました。そして、港からお見送りをして、お別れしました。