津和地島は、協会の理事、竿尾Tさん、Hさんの居られる島です。津和地島は、夢工房当時は参加がなくさみしい限りだったのですが、協会の設立を機に竿尾両氏を理事に迎え、今後の活動が最も期待される島のひとつとなっています。
6月23日(土)、前回の怒和島に続き、出張定例会、並びに地域資源調査を行うということで、島の有志のみなさんのお力添えをいただき、こうして開催の運びとなりました。
当日は、参加者32人中16人が津和地島の人であったことは、島の勢いを感じるには十分すぎる状況で、石本理事も、「一時の釣島のような力強い雰囲気」と絶賛しました。やはり、だんじりを競り合う祭りの激しさなど津和地独特の気質が、島全体の空気をそうさせているのでしょう。まさに、“島文化の粋”と“島人の意気”が織りなす、津和地のアイデンティティーを感じました。
午後からの懇親会は、前回の怒和島で竿尾Tさんが田中会長に宣戦布告したとおり、すさまじいばかりのご馳走が並び、参加者を圧倒しました。タイやメバル、アナゴなど魚介類のすばらしさはもちろんなのですが、田中会長がお気に入りで、「ぜひとも」とリクエストしていたという『汁なしうどん』がとても評判で、新たな島の特産品として脚光を浴びることを予感させました。このうどんは、その名のとおり汁気のない皿うどんで、冠婚葬祭の定番料理らしく、酒の肴にもなる重宝モノで、子どもからお年寄りまでが食べられるメニューです。基本のだしはたっぷりのいりこで、瀬戸内の島ならではのなつかしい味わいでした。
目の前の島は山口県情島。まさに県境の地
怒和島との協働で新松山ブランド「ぼっちゃん島あわび」を開発
漁業は島の基幹産業
恵み豊かな海が島の宝物
大勢で島の魅力を探索
貯水トンネルは優秀な地下ダム機能を持つ
施設の説明を聞く
ゴカイに餌をやってみる。すると、瞬く間に無数の固体が顔を出す。
島の歴史を刻み伝える碑文に平和の尊さを思う
「しまのご馳走」すなわち「しまの幸」
歓迎の挨拶